日焼け止めを選ぶときの目安とは?強さの基準を解説
1年中降り注ぐ紫外線。紫外線対策で真っ先に思い浮かぶのが「日焼け止め」ですよね。ドラッグストアで買える日焼け止めですが、「SPF10」「PA+++」なんて数値を見たことがありませんか?
日焼け止めは強ければ強いほど効果があるのでしょうか?今回は日焼け止めの強さについて書いていきます。ぜひ買うときの参考にしてくださいね。
日焼け止めのSPF、PAとは!
日焼け止めの強さを表すSPFとPAについて簡単におさらいしておきましょう!詳しいことについてはこちらの記事に書いてあるので参考にしてくださいね。
SPFとは、サン・プロテクション・ファクターの略で紫外線防御指数を示しています。シミやソバカスの原因であるUVBをカットするものになります。
そしてPAの意味は、プロテクション・グレード・オブ・UVAの略で、その名の通りUVAを防ぐ効果があります。
以上がSPAとPAの意味になります。
日焼け止めの強さ!種類は?
では実際にどのくらいの数値まで販売されているのか見ていきましょう!
①SPA
まずSPAですが、日本で一番強い日焼け止めは「SPF50+」というものがあり、これはSPFが50以上あるという意味です、
実は日本人が最もの紫外線が多い場所で日光浴をしたとき、日焼けを起こさないために必要なSPFはだいたい50と言われています。そのため、SPFが50以上のものは表記がされずに、50+となっているんです。
その他に、弱い順位SPF10、SPF30というものがあります。赤ちゃんや、子供が使用するものはSPFが低くなっています。
②PA
PAは、「PA++」というように強さを「+」として表記しています。一番強いものは「PA++++」と+が4つ付いているものになり、一番弱いものは+が1つになります。
→日焼け止めは、SPFの数値が高ければPAの+の数も多くなって行きます。
日焼け止めは強ければよいのか?
日焼け止めは強ければ強いほど効果がある・・・確かにそうですが、強いものを買えば言いというのは間違っています!
実は強い日焼け止めには、紫外線吸収剤や酸化チタン、添加物、界面活性剤が含まれています。これらは肌に負担になるもので、できれば長時間つけてほしくない成分なんですね。
強い日焼け止めはにはこれらが含まれていることが多く、やたらむやみに使うのはおすすめできません。日焼け止めの強さは自分の生活スタイルに合わせるのがポイントです。日焼け止めを選ぶ目安があるので、載せておきますね。
①SPF10~20、PA+~++
一番低い数値のものは、普段の生活(通勤、通学、買い物、散歩)を送るときに使用します。
②SPF20~30、PA++~+++
この数値のものは、外に出て軽いスポーツやキャンプなどのレジャー活動をするという際に使用します。外に出て紫外線を浴びることが多くなるので、少し強めのものになります。
③SPF30~50+、PA+++~++++
日焼け止めの中で最も強いものになり、真夏の海といった炎天下の中でレジャー活動をするときや、リゾート地で海のスポーツをなど、強い紫外線を浴びるときに選択します。さらに、紫外線アレルギーといった紫外線を浴びると湿疹ができてしまう方も、この強いものを塗ることがあります。
ライフスタイルに合わせる事が大切!
今回は日焼け止めの強さについて見てきました!確かに日焼け止めは強ければ強いほど効果はありますが、その分肌に大きな負担がかかっているということ。
ぜひ日焼け止めを選ぶ際は自分の生活スタイルに合わせて、使い分けることが大切です。
ぜひ紹介した選ぶポイントを覚えて、適切な強さの日焼け止めを使ってくださいね!
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