日焼けした肌がもとに戻らない!その原因と白肌を取り戻す方法とは?

夏に日焼けしてしまい、黒くなってしまった肌。
冬になってもなかなかもとに戻らない・・・。
こんなお悩みはありませんか?昔は日焼けをしてもすぐにもとの白肌に戻ったのに、年齢を重ねていくと、白肌を取り戻すのに長い時間がかかるのを感じているのではないでしょうか。
日焼けした肌がもとに戻らない原因と、その対処法についてお話していきましょう。

ターンオーバーが乱れてしまっている

日焼け
古い角質が剥がれ落ち、新しく生まれ変わるのが、肌の新陳代謝であるターンオーバー。まずは、このターンオーバーの仕組みについて詳しくお話しましょう。皮膚は、表面から順に「表皮」「真皮」「皮下組織」の3層に分かれています。さらに、一番上の表皮は「角質層」「顆粒層」「有棘層」「基底層」の4つの層に分かれています。

基底層では、基底細胞の分裂によって細胞が新しく作られ、有棘細胞から顆粒細胞へと形を変えていきながら、約14日間で角層に到達します。そして、角質層にさらに14日間とどまって、潤いを保持しながら、外部からの刺激に対してバリア機能を働かせます。その役目が終わると、やがて角化細胞と呼ばれる核の無い死んだ状態になります。これが角質と言われるもの。古くなった角質は、次の新しい細胞に押し出されるようにアカとなって自然に剥がれ落ちます。この表皮の生まれ変わりがターンオーバーで、年齢や部位にもよりますが、健康な皮膚は約28日間の期間で行われています。

このターンオーバーの乱れは、あらゆる肌トラブルの原因となります。ターンオーバーが長くなると、古い角質がいつまでも肌にとどまり、表皮が新しく生まれ変われなくなってしまいます。角質が分厚くなり、肌がゴワゴワと硬くなってしまいます。逆に、ターンオーバーが早すぎても良くありません。育ちきっていない未熟な細胞のため、潤いを保持しにくくなり、外部からの刺激に対してのバリア機能が働かなくなります。そして、乾燥や肌荒れの原因となります。

ターンオーバーは、年齢、紫外線、肌荒れなどで乱れてしまいます。年齢を重ねていくと、基底細胞自体の機能が低下していってしまうため、ターンオーバーは遅くなります。また、紫外線によるサンバーンや、肌が荒れている時は、ダメージを早く回復しようとして、ターンオーバーは早まります。

日焼けした肌がもとに戻らないのは、ターンオーバーの乱れが大きな原因となります。日焼けをすると、皮膚にメラニンが定着します。正常なターンオーバーの場合は、メラニンも古い角質と一緒に段々と排出されていき、白い肌を取り戻します。しかし、ターンオーバーが乱れてしまうと、メラニンがうまく排出されずにいつまでも日焼けした肌がもとに戻らないという状態になってしまいます。日焼けをした肌をスムーズにもとも戻すためには、ターンオーバーを正常化することが大切なのです。ターンオーバーを正常化するには、角質が正常に剥がれ落ちるように、洗顔をし過ぎないことと、保湿をすること。栄養バランスの取れた食生活に、良質な睡眠、ストレスを溜めないことなど、体の内側からも外側からも意識をしていくようにしましょう。

紫外線を浴び続けてしまっている

日焼け
日焼けをしてしまった肌に、さらに繰り返し紫外線を浴びると、メラノサイトの数自体が増えてしまい、メラニンが色素沈着を起こして肌はより黒くなり、なかなかもとに戻らなくなります。紫外線を浴び続けることも、日焼けした肌がもとに戻らなくなる原因の一つ。メラニンが排出しきれずにいつまでも皮膚に残ることで、シミになり、ほくろができることもあります。

よくありがちなのが、もう日焼けをしてしまったから仕方ないと、日焼けをした部分に日焼け止めを塗らなかったり、紫外線対策をやめてしまったりすること。1度日焼けをしてしまったからもう紫外線ダメージを受けないということはありません。日焼けをしてしまった後は、紫外線ダメージを受けないどころか、むしろダメージが深刻化してしまいます。日焼け止めを塗る、帽子をかぶる、日傘を差す、サングラスをする、UVカット機能付きの手袋やカーディガンを着用するなど、日常生活で紫外線対策は万全にしておきましょう。

また、油断しがちなのが生活紫外線。短時間ベランダで洗濯物を干すだけ、近所に買い物に行くだけなど、少しの時間だからと紫外線対策をしないのは危険です。1日中室内で過ごす場合でも、窓ガラスを通して紫外線は降り注いでいます。曇りの日でも、紫外線量は晴れの日の約80%はありますので、油断できません。特にUV-A(紫外線A波)は波長が長く、真皮層にまで到達します。室内にいても、短時間の外出でも、曇りの日でもしっかりと紫外線対策を行うようにしましょう。

活性酸素が溜まってしまっている

シミ
日焼け後の肌がなかなか戻らないのは、食生活に関係がある可能性もあります。紫外線を浴びると、皮膚の中で活性酸素が発生します。活性酸素は細胞にダメージを与えて活動を弱めるとともに、コラーゲン繊維、エラスチン繊維などを分解する酵素の産生を促進してしまいます。そうなると、肌のハリが失われてシワやたるみが生じやすくなり、肌の老化が進むことに。もちろん、日焼けした肌ももとに戻りにくくなってしまいます。

活性酸素を除去するためには、毎日の食生活が大切。ファストフードや添加物の多いレトルト食品など、ジャンクフードばかり食べていたり、野菜が不足していたりしませんか?古くなって酸化した油や、スナック菓子なども活性酸素を発生させる原因になります。いくら体の外側からスキンケアを頑張っても、食生活が乱れていれば美肌を保つことは難しくなります。

栄養バランスの取れた食事を取るとともに、抗酸化力の高い食品を積極的に摂るようにすることが、活性酸素を除去して日焼け肌をスムーズにもとに戻すために大切なのです。抗酸化力の高い食品は、ビタミンCをはじめ、ビタミンA(β-カロテン)、ビタミンE、リコピン、アスタキサンチンなどがあります。やはりビタミン類は日焼けした肌をもとに戻すために、必要不可欠な栄養素です。野菜や果物を毎日しっかりと食べるようにしましょう。以下が、ビタミン類を多く含む食材ですので、参考になさって下さい。

ビタミンC・・・パプリカ、ピーマン、ブロッコリー、トマト、グレープフルーツ、レモン、ケール、キウイ、いちご

ビタミンA(β-カロテン)・・・人参、かぼちゃ、パプリカ、ほうれん草、小松菜、牛乳、
卵、レバー、バター、チーズ、うなぎ

ビタミンE・・・アボカド、アーモンド、うなぎ、いくら、鮎、大根の葉、赤ピーマン、ひまわり油、べにばな油

リコピン・・・トマト、赤パプリカ、スイカ、グレープフルーツ(ルビーまたはピンク)、柿、さくらんぼ

アスタキサンチン・・・鮭、いくら、海老、蟹

保湿ケアに力を入れましょう

保湿
日焼けした肌がもとに戻らない原因と、その対処法についてお話しました。ここからは、さらに日焼け肌をスムーズにもとも戻すための対策法をお話していきたいと思います。まずは、スキンケアでは徹底的に保湿をすること。ターンオーバーを正常化するためにも、紫外線を浴びた肌をケアするためにも、保湿はとても重要です。特に紫外線を浴びた後の肌は、水分が奪われて乾燥しやすくなっています。また、バリア機能も失われやすいので、肌に合った保湿力の高い化粧品を使って優しくケアするようにしましょう。

肌のバリア機能を高め、潤いをキープするためにセラミド配合の化粧水や美容液、クリームをスキンケアに取り入れるのもおすすめです。まずは化粧水でしっかりと肌に水分を与え、その後に美容液、最後にはクリームやオイルで油分を与えて水分が蒸発しないように蓋をするのが保湿の基本です。また、部分的に乾燥が気になる場合はスキンケアアイテムを重ね付けしましょう。肌が潤いを取り戻せば、ターンオーバーの乱れも正常化しやすくなり、古い角質とともにメラニンが排出されやすくなります。スキンケアは一に保湿、二に保湿・・・とにかく保湿が第一です。夏が終わり、秋、冬と空気が乾燥していきますので、部屋に加湿器を置いたり外出時はマスクを着用するなどして、スキンケアだけでなく肌を乾燥から守ることも大切です。

スキンケアに美白化粧品をプラス

スキンケア
日焼けした肌をもとに戻すためには、やはり美白化粧品をスキンケアに取り入れるのがおすすめです。化粧水から美容液、クリームまで全てを美白化粧品にチェンジしても良いですし、全てチェンジしない場合は、いつものスキンケアに美白美容液をプラスしても良いでしょう。美白化粧品には、ビタミンC誘導体、コウジ酸、アルブチン、トラネキサム酸など様々な美白成分が配合されています。それぞれの美白成分について簡単にご説明致します。

ビタミンC誘導体・・・強い抗酸化力を持ち、メラニン色素の生成を抑制して色素沈着の予防や改善に効果が期待できます。

コウジ酸・・・メラニンをつくる酵素「チロシナーゼ」の活性を抑え、メラニンの生成を防ぎます。

アルブチン・・・メラニンをつくる酵素「チロシナーゼ」の働きを阻害する作用により、過剰なメラニンの生成を抑制します。

トラネキサム酸・・・メラニン色素生成を誘導する「プロスタグランジン」の発生を抑制します。30代、40代の女性に多い「肝斑」にも効果的。

美白化粧品は肌を乾燥させやすい、保湿力が足りないと言われる時代がありましたが、今は各メーカーで開発が進み、そういったことは少なくなっています。美白化粧品を上手に取り入れて日焼けした肌をスムーズにもとにもどし、美肌を目指していきたいですね。

白肌を取り戻すインナーケア

食事
最後に、日焼けした肌をスムーズにもとに戻すためのインナーケアについてお話していきましょう。肌のためにはスキンケアも大切ですが、食生活も同じくらい、またはそれ以上に大切なことです。前述したとおり、抗酸化力の高い食品を積極的に摂り、活性酸素を除去することは日焼け肌をスムーズにもとに戻すためには必須と言えます。また、タンパク質、脂質、糖質、ビタミン、ミネラルの五大栄養素に、食物繊維をプラスした六大栄養素を1日の中でバランスよく食べることを心がけましょう。そして、水分不足もお肌にとっては大敵。夏の間は積極的に水分を摂っていても、秋を過ぎるとあまり摂らなくなる方もいますよね。常温のミネラルウォーターや白湯、カフェインレスのルイボスティーなどで、体を冷やさないようにしながらしっかりと水分を摂るようにしましょう。

ターンオーバーを正常化し、紫外線から肌を守り、食生活を整えることで日焼けした肌はスムーズにもとに戻りやすくなります。もう年だからとか、紫外線を浴び過ぎてしまったからと諦める必要はありません。ケア次第で白肌に戻ることは可能。ただ、ターンオーバーが正常化しても、約28日はかかります。1度のターンオーバーで日焼け肌がもとに戻らなくても、何度かターンオーバーを繰り返していくうちに戻ってくると思います。美白ケアは焦らずにじっくり行うことが大切なのです。


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