紫外線で光老化は嘘?真相を解明します!
光老化について簡単におさらい
ではまずは光老化について簡単におさらいしてみましょう。
光老化とは、太陽光を長時間なにも対策をしないで浴び続けることで、シミや、シワ、たるみとった老け顔になることを言います。
年齢を重ねると自然と肌は老化をしていき、しわやシミができますが実は年齢が原因シワやたるみは2割と言われていて、残りの8割が光老化というデータがあります。
現に日光が当たらないお腹や内もも、お尻は、しわやシミはほとんど出来ていませんよね?
このことからも顔や手、足は日光にさらされていることが多いため、しわやシミが多くなっています。
ちなみに光老化の原因となる紫外線UVBとUVAですが、UVBはシミの原因に、UVAはしわの原因になっています。
詳しくはこちらの記事に詳しくかいてあるので、ぜひ一度目を通してみて下さいね。
光老化・・嘘説あり!
光老化・・・なんだか怖いと思った方も多いのではないでしょうか?実は近年「光老化」が嘘という記事もちらほら見かけます。
ではなぜ光老化が嘘と言われているのかその理由を2つ紹介します。
①コラーゲン
人は年齢を重ねるとコラーゲンの生成量が減り、自然としわが出来ています。
そしてコラーゲンは肌の上に塗っても奥にまで浸透しないとか・・・。
化粧水で奥まで浸透と過剰に宣伝しているものがあります、それをすべてうのみにしてはいけません!
そのため、ある程度のシワは仕方がないんです!
②光回復
光老化は聞いたことがあるけど、光回復は聞いたことがないという方も多いのではないでしょう?
実はUVBを浴びると皮膚細胞のDNAが傷つくと言われていますが、UVAを浴びるとUVAが活性化すると遺伝子修復酵素というものが発生して、UVBで傷ついてしまった傷を修復する能力があるということが分かりました。
そのため、紫外線を浴びてダメージを受けてしまっても、修復する機能が備わっているんです!
これにはびっくりですよね!
紫外線が体にいいことも
そしてさらに衝撃的なのが、紫外線を完全にブロックするのは危険!ということ。
実は近年紫外線を完全にブロックしてしまっている女性が多く、体がSOS信号を出しているとか。
実は紫外線は体にいいことがあります!
紫外線を浴びると「ビタミンD」が生成されます。
このビタミンDは「紫外線を浴びなくては作り出すことが出来ません!」
ビタミンDは紫外線をあびて肌で作られた後、腎臓、肝臓で代謝されて「活性型ビタミンD」となります。
この活性型ビタミンDは
腸におけるカルシウム、リン酸の吸収の促進、血しょう中のカルシウム濃度をと言われてもわかりませんよね!・・・簡単に言うと
「骨を丈夫」にする役割をすべてのになっているのが活性型ビタミンDです!
日本人はO脚やX脚が多いといわれていますが、これは赤ちゃんの頃にビタミンDが不足しているというデータもあるほど。
また、近年女性のビタミンD不足が深刻化していて、この原因の一つに日光に当たっていないことがあげられます。
女性は、男性よりも骨格が小さい、さらに月経がある期間はいいですが、閉経すると女性ホルモンの分泌が減ってしまうので、骨粗鬆症になりやすいと言われています。
これを予防するためにもビタミンDが必要なのです。
近年では研究が進み、ビタミンDが不足するとアルツハイマーやうつ病といった病気の危険性も示唆されています。
適度に紫外線を浴びることが大切
紫外線は光老化も起こるし、ビタミンD不足を招き骨を弱くすることがわかりました。
そこで適度に紫外線を浴びることが推奨されています。
その目安が・・
「夏なら木陰で30分、冬なら手や顔に1時間程度日に当たる」
です!
夏は直射日光だと紫外線が強いため、光老化を招いてしまう危険があるので早朝や、木陰で30分程度紫外線を浴びましょう。
冬はなかなか外に出たくないという方も多いですが、窓ガラスから入る紫外線では効果がのぞめないので、散歩や通勤時にすこし長めに外にでて日差しを浴びるようにしましょう。
一番大切なのはメリハリをつけたUV対策をするということです!
紫外線は浴びすぎ浴びなさすぎはNG!適度に日光浴を取り入れて美人で健康な体を手に入れよう!
光老化が怖くて日光に当たらず、ビタミンDが足りなくなってしまうのは、体にとって危険です!ということが理解していただけましたか?
光老化を防止するために過剰なUVケアは体のにとっても危険です。
適度に紫外線を浴びることはあなたの健康を守ります。
ぜひ情報をすべてうのみにしないで、UVケアをするところはして紫外線を適度に取り入れて肌も体もきれいに健康に心がけていきましょう!