日焼けによるシミ対策のポイントは日焼け止めだけじゃない!5つのポイントを紹介します!
日焼けをするとシミができるというのは、女性のみなさんなら知っているかと思います。
そこで毎日の日焼け対策は欠かせないと思い、日焼け止めを塗っていると思いますが、実はシミ対策には日焼け止めのほかに大切なポイントがあるのは知っていますか?
この先シミを発生させないためにも、これから紹介する5つのポイントを取り入れてシミ対策をはじめてみませんか?
日焼けでできるシミの原因は「メラニン色素」
そもそもなぜ日焼けでシミができるのかご存知ですか?
実は、私達の肌は日光を浴びると、紫外線から肌を守ろうとメラノサイトという色素細胞からメラニン色素を発生させます。
このメラニン色素は、紫外線が体の中に入ることを防いで、肌細胞を守るために発生する物質です。
このメラニン色素こそシミの原因となるものですが、実はこのメラニン色素は肌の生まれ変わりのサイクルである「ターンオーバー」によって肌の角質となって排出されてしまうもので、本来は蓄積されるものではありません。
ですが、
- 紫外線を多く浴びた
- 年齢とともにメラノサイトが異常を起こしてメラニン色素が多く発生した
- 生活習慣の乱れやストレスなどでは肌の代謝が低下する
このような原因からある一定の量のメラニン色素が肌の皮膚内に残ったままということを引き起こします。
この肌に残ったメラニンが蓄積され、ターンオーバーとともに表面にシミとなってあらわれてくるのです。
ちなみに、日焼けによるシミには2種類があり、長年蓄積されたメラニン色素がターンオーバーによって額や頬に出てくるのを「老人性色素斑」、短期間で大量の紫外線を浴びて背中や肩にできる花びらのようなシミを「光線性花弁状色素斑」と言います。
今すぐ実践!日焼けによるシミ対策方法5つを伝授!
日焼けによるシミ対策にはまっさきに「日焼け止め」を想像する方も多いはず。確かに日焼け止めは非常に大切ですがシミ対策には、日焼け止め以外にも対策を立てることが大切です。
ここでは日焼け止め以外の対策方法を5つ書いていきます。
①サングラスをかける
肌は日焼け止めによって日焼け対策ができますが、目の角膜に日焼け止めを塗ることはできません。
実は目からも紫外線は入り、脳からメラニン色素を作るように司令がありシミの原因となるメラニン色素が作られてしまうのです。
そのため、目こそ日焼け対策をしなければいけません!
UVカット効果のあるレンズが入っているサングラスを着用して紫外線から目を守りましょう!
このとき濃い色のレンズは瞳孔を開いてしまい逆効果なため、薄い色のものを選びましょう。
②柑橘系のジュースを飲まない!
レモンやオレンジといった柑橘系の果物には「ソラレン」という成分が含まれています。
実はこのソラレン、紫外線の感受性を高めてしまうことがわかっていて、日中に摂取するのはおすすめできません。
しかし、柑橘系にはビタミンCが豊富に含まれていて、肌や日焼けにケアには欠かせないものなので摂取する場合は日中ではなく夜に摂取しましょう!
③生理前は特に紫外線対策を怠らない
排卵後から生理が始まるまでは、女性ホルモンのプロゲステロンという分泌が多くなります。
このプロゲステロンには、紫外線の感受性を高める効果があることがわかっているので、生理前は特に念入りに日焼け対策が必要になります。
④肌本来の力を高める
メラニン色素が発生しても、ターンオーバーで角質となって排出されると書きましたね。
そしてこの肌のターンオーバーのサイクルは、生活習慣やストレス、睡眠不足などで簡単に崩れてしまいます。
そこで規則正しい生活、バランスの取れた食事、ストレスを蓄積しない、睡眠時間を確保するといった生活習慣を見直して肌のターンオーバーサイクルを整え、肌本来の力を高めてシミを発生させないことが大切です。
⑤野菜や果物を積極的に摂取する
日焼け対策に効果のある野菜や果物を積極的に摂取することも、シミ対策につながります。
とくに色素細胞のメラノサイトを刺激する活性酵素を除去してくれる、抗酸化作用のある野菜や果物は積極的に摂取していきましょう。
代表的なものとしてリコピンで有名なトマト、ポリフェノールを含むパセリ、バジル、フラボノイドが含まれている大豆などがあげられます。
日焼けによるシミ対策は、日焼け止め以外の対策が大切!肌本来の力をやしないターンオーバーを整えることがポイント
メラニン色素が蓄積され、それが肌のターンオーバーによって表面にでてくるのがシミということがおわかりいただけたかと思います。
また日焼けによるシミ対策は、日焼け止め以外にも対策を立てることが大切です。
肌本来の力を養い、ターンオーバーを整え、メラニンを蓄積させないように生活習慣を見直してみましょう。
さらに目を紫外線から保護することも忘れないでくださいね。