梅雨は「睡眠の質」が下がる? 質の向上に必要な対策方法5つ
じっとりとした”湿気”に悩まされるこれからの時期。
「寝ても”スッキリ”しない」
「夜中、寝苦しさから起きてしまう」
「一日中、体がだるい」
といった睡眠の悩みを感じる方が増えてきます。
高温多湿の日本で、快適な睡眠を得るためにポイントになるのが、「湿度を上手にコントロールする事」なのです。
快適に眠る事ができる湿度は「50%~70%」
私たちの体は就寝中、発汗などにより体温が低下する事で良質な睡眠を得ています。ですが、湿度が高いと汗をかいても蒸発しないため、体温低下が起こりにくくなります。それによって寝苦しく感じ、夜中にたびたび起きてしまうなんて事が起こります。
人が快適に眠ることができる室内の湿度は夏、冬ともに50%~70%くらいまでが最適といわれています。
梅雨以降になると、湿度がさらに上昇し、7月、8月ともに高い数値が続きます。
5月から9月までは快適な睡眠湿度を上回ってしまいますので、この時期に関しては除湿をきちんと行なうことが快適な睡眠にとって重要となるでしょう。
快適な睡眠を得られる! カンタン5つの湿気対策
■エアコン・除湿機・空気清浄機の活用
一番、簡単なのは、エアコンのドライ機能や除湿機、空気清浄機を使い、快適な温度・湿度を保つことです。
洗濯物や濡れたものは寝室に持ち込まず、観葉植物は多く置かないように。
その際は、通気を心がけるようにしましょう。
■新聞紙で湿気取り
今すぐカンタンに試せるのは、新聞紙を置いておくこと。
雨で、靴の中が濡れた時など、新聞紙を丸めて入れなさいと言われた経験はありませんか?
新聞紙は他の紙類と違い、材質が粗くデコボコがあるため、湿気を吸いやすいのが特徴です。丸めた新聞紙を部屋においておくだけでも効果的です。
■竹炭で湿気取り
今や竹炭の消臭・除湿グッズは多数販売されていますが、竹炭をカゴに入れ部屋の片隅に置いておくだけでもOK!
使用した竹炭は、晴れた日に天日干しして乾燥させれば、何度でも使用できます。
素敵なかごや陶器などに入れてオブジェにしても。
■ペットボトルで湿気取り
ペットボトルを凍らせて部屋に置いておくと、結露が生じて部屋を除湿してくれます。これは、部屋中の水分が結露となることで、除湿の効果があるようです。結露を受ける受け皿もペットボトルの下に用意しておくと良いでしょう。
ちなみにビンは凍らせると冷凍庫内で爆発してしまうため、くれぐれもご注意を!
■布団の湿気対策
お部屋の湿気対策だけでなく、布団の湿気を取ることも重要です。湿気の多い布団はカビや雑菌が繁殖しやすく、衛生的ではありません。晴れた日には、なるべく干すようにしましょう。また、ふとん乾燥機や調湿シート、ベッドパッドをこまめに替えたり、すのこや新聞紙を敷くなども効果的です。
ご自身に合った方法で、湿気対策を行い、気持ちのよい朝を迎えましょう!
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日本人の平均睡眠時間は7時間14分です(2010年NHK「国民生活時間調査」)。